2018年5月5日土曜日

【 夕日が母を連れて行った… 】〜 家は母が取り仕切っていたのだ!〜

【 夕日が母を連れて行った… 】〜 家は母が取り仕切っていたのだ!〜
 僕がこの家に引っ越してきたのは1歳と3ヶ月の頃だったらしい。それから62年と3ヶ月、肥後もっこすで亭主関白、50年謹厳実直な公務員として勤めてきた父の陰で、実はしっかりと屋台骨を支えていたのは、明るく朗らかな母だった。僕がこの世界でずっと続けてこられたのも、母の後押しがあったからだ。その日も美しい夕日だった。母の自慢だった、花が溢れる綺麗な庭を維持することができるだろうか… 。父はまた今日施設に帰っていった。今日はこどもの日だ。真っ青な五月の空に、鯉のぼりが勢いよく泳いでいる。確かに60年前、我が家にも鯉のぼりが泳いでいました。子供が生まれ、日々その成長を見守っていた頃が1番幸せだったのかもしれない。時は流れてゆく。人生は時に残酷である。









一区切りついたので故郷を離れます。さぁ[金栗四三さん]のように、また走り出しますか!
遅くなりましたが、これから少しずつ皆様にお礼の気持ち、お返しなどを伝えて行きます。まずは皆様にこの場を借りて、感謝の気持ちを申しあげます。どうもありがとうございました。