2018年4月13日金曜日

2年前のこの日からアナザーストーリーを始められたらなぁ〜

【 2年前のこの日からアナザーストーリーを始められたらなぁ〜 】〜 それでも明るく頑張っていきます〜
今日は僕の大好きな、海沿いを走る〈河内経由〉で熊本へ向かいます。最高のピーカンです。温度も湿度も流れる風も、これ以上ない1番の天気をいただきました。名優[笠智衆]さんの実家や〈草枕温泉〉や〈那古井館〉のある、天水町のみかん山を過ぎると、同じくみかんの産地〈河内〉を通ります。今日は凪の有明海越しに、見事な雲仙や宇土半島がくっきりと望めます。




午前中は熊本市南区近見にある日吉コミュニティーセンターです。仮設住宅を建てる敷地がないので、皆さんアパートなどの“みなし仮設”と言われる部屋や、壊れたままの家で生活されている方も多いようです。この辺一帯は液状化現象で地盤が不安定なため、コンクリートの支柱を地中深く打たないと次の地震の際の安全が保てない場所が多くあります。何百万もかかるため、公費の補助の申請に向けて住民のみなさんが話し合いをされているところです。でもこられている皆さんはとても明るく前向きで、昔からの近所付き合いが続いているので、心が通じ合っているようです。荒木会長、荒巻さんお世話になりました。







🍲 ほんの目と鼻の先に、昔からよく立ち寄った食堂[くまさんの台所]がありました。昨年奥さんが倒れられて、今は店を閉めて更地になっています。「寂しいなぁ〜」でもその時のお客さんのHさんとTさんが来て下さって、久しぶりに懐かしい再会でした。
🍡 同じく南区川尻も大きな被害を受けました。[開懐世利六菓匠]と名付けた地元の和菓子の老舗の6つの店が協力をして地域を盛り上げていました。その中心人物、長い付き合いの菓舗【梅園】の4代目店主[片岡圭介]クンは、工芸菓子やお菓子教室等を開いて地域を盛り上げている。2年前の地震では工場がつぶれ、いまだに再開できず、店の裏の仕事場で何とか店を続けている。ちょっと立ち寄ったら、いつもの笑顔で迎えてくれた。


名酒【瑞鷹】の酒蔵も完全復興に向けてがんばっています。
午後は白藤にあるデイサービス[さんくす]。皆さんと歌を歌い、お話をし、みるみる笑顔が溢れてきて、楽しい時間を過ごすことができました。兼松所長、職員の皆さん、有り難うございました。









◎今回の3箇所の場所をつないでくれたのは、〈NPO法人熊本共育会興徳館〉を立ち上げた和水町出身の玉名高校の後輩元気モンの[古江敦子さん]です。先生としての初任地がここの[日吉小学校]だったそうです。大変お世話になりました。