2017年11月19日日曜日

【 あの五木村は今… 】〜 竹田から阿蘇を越えて五木へ 〜

【 あの五木村は今… 】〜 竹田から阿蘇を越えて五木へ 〜
朝6時に布団を抜け出し、まだ動き始めたばかりの竹田の町に別れをつげ、五木へと向かう。昨夜は4カ所でのライブをし、ビール〜日本酒〜焼酎〜ワインと、たくさんのびっくりするほどの出会いと再会に話が弾みました。嘘のような静けさの城下町を抜け、まずは57号線で阿蘇へと向かう。360度の外輪山を眺めながらカルデラを突っ切る。朝焼けが山々の稜線を赤く照らし、0度の朝の空気が体と心を奮い立たせてくれる。ナント気持ちのイイ新しい1日の始まりだろう。窓を思いっきり開ける。冷たい空気が僕の体の芯まで入り込んでくる。「ああ、今日も生きてるんだなぁ〜!」すべてのものや、人々に感謝をしながら車を迂回路のミルクロードへと走らせる。所々山が大きく崩れている。まだ道路の完全復旧までは多くの時間がかかるようだ。大津を通り九州自動車道へ乗り御船で降り、氷川を抜けて山道へと入る。多分朝の冷え込みでこの辺りは氷点下だろう。しかし山々の紅葉は見事だ。途中、白滝公園に立ち寄り、五木村に入った。もう昔を思わせる茅葺き屋根の集落は全くない。僕が初めて五木に来た13年前もすでにそうだった。ダムが出来、水没すると言うので集団移転したあとだった。たった2人[尾方茂、ちゆきさんご夫婦]が昔からの土地を守ってつましく暮らしていらした。5年ぶりに伺ったが、もうすでにここにはいらっしゃらなかった… 。結局ダムはできず、大きな橋の下に尾方家の立派なお墓が建っていた。ただお二人の名前はまだ刻まれていなかったので、どこかの施設にいらっしゃるのだろう。もう90才近くになられる。あの時大切に見守ってらした桜のひこばえは見事に成長していました。
今日は【五木中学校ふれあいコンサート】でした。全校生徒18人と卒業生やご家族、村の方たちが集まってくださいました。最後にクロマチックハーモニカのとても上手な国語の谷川先生が参加してくださり、2人で「家族」と「がんばる君のために」をコラボレーションしました。とても、かなり感動的で素晴らしい演奏となりました。












僕が十数年前、「正調五木の子守唄」を直接伝授していただいた、この歌の第1人者【堂坂よし子さん】。この6月で100歳を見事迎えられ、お元気で再会することができました。何よりも嬉しい事でした。相変わらず明るくて楽しくて、お酒の時に歌う歌を聞かせてくださいました。感激です

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玉名高校時代の恩師で、人吉に住み、[犬童球渓]の孫でもいらっしゃる[鶴上寛治、うしをご夫妻]も80歳を軽く超えられても、すごく、とっても元気でした❗️


そして11月20日は、我が母の89歳の誕生日でした。父も1ヵ月前に89歳になり、2人揃って、結婚67年となり、「結構2人でケンカばしながら…」まだまだ元気です‼️ ありがたいことです。