2017年4月25日火曜日

【 デビューの日はベルギーで… 】~ あじさいと寺院です ~

【 デビューの日はベルギーで… 】~ あじさいと寺院です ~
4月25日は僕のデビューの日です。アントワープで、あちこちの教会や博物館を見て歩いていました。街全体が中世ヨーロッパの華やかなりし頃のレンガ造りの建物と石畳をそのまま残していて、そこに路面電車と現代が共存しています。千年近く大きな地震がなかったようです。街角のかわいい花屋さんで、ちょっと控えめな“あじさい”を見つけました。39年目に向かう、ささやかなお祝いです。街の中心部は近代的な建物、ショッピングモールやダイヤモンド街もあります。道が狭いので自転車が発達しています。タクシーはベンツかBMWです。日本車はほとんど見かけません。カテドラル(教会の大聖堂)を中心に街が広がっていて、日曜日には市が開かてれて大勢の人で賑わっていました。あちこちで、ギターやアコーディオンのストリートミュージシャンが演奏しているのはどこの街も同じです。犬は生活の中に家族のように溶け込んでいて、あっちこっちでよく見かけるのですが、猫はこの旅行中に2匹しか目にしませんでした。笑いや微笑は少なめで、生真面目で物静かな感じがします。あまり感情を表に出さないで、マイペースの人が多いようです。タバコをあちこちで吸う人が多いのには驚かされました。お酒は16歳から飲めます。勤勉で頑固過ぎるのか、離婚は多いそうです。
ヨーロッパの十字路と言われ、多くの戦乱の舞台となったベルギー。イギリスの真向かいにあり、早くから産業革命の影響を受け、発展を遂げてきました。しかしその姿はヨーロッパの縮図と言われ、独立も1830年ととても新しい国です。歴史的背景、その国の成り立ちから国民性が形成されていて、とても興味深い国です。今の移民問題も大変な関心事で、フランス大統領選挙の行方にも注目しています。
税金は日本の倍以上ですが、子供の教育費や医療費がかからないと言うのはうらやましいところです。物価もそう高くなく、住みやすい国だと言う印象です。ただスポーツやエンターテイメントがちょっと少ないのかなあというような気もしました。たった8日間の僕の所感ですからあまり気にしないでください。でも、歴史のある、とても美しい、ロマンティックな町です。