2016年7月24日日曜日

【 熊本地震から100日の慰霊と新たな誓い 】~ 改めて益城町の現実にふれて ~

【 熊本地震から100日の慰霊と新たな誓い 】~ 改めて益城町の現実にふれて ~
益城町の総合体育館には、今も800人ほどの方が避難されている。全県でもまだ4000名ほども…。800世帯で断水のまま…。公費での家屋の解体がやっと始まった。仮設や復興住宅はまだまだ追いつかない。あれ以来一度も自宅に入れてない人もいらっしゃる。車が潰れたままで移動の足もない。田畑や畜産はほとんど前に進めてない。梅雨の大雨で追い討ちを受け、これからは猛暑と台風が恐い。まったく未来の地図が描けない。まだ100日なのです。傷はそう容易く癒せない。なのにもう、忘れられそうです。初めて現実を見たクラフトのメンバーもリーダーの三井誠さんも体が震えて、言葉がなかったそうです。まだこんな状況のなのか…。ブルーシートがあちこちに広がっています。そんな現実 の中、体育館のロビーでの、様々な状況の皆さんへの《心に寄り添う》コンサートでした。不思議と心が溶け合い、一つになって、優しく温かい、穏やかなサウンドが生まれ、包まれるのです。音楽は送り手と受け手で一緒に作り上げるんだなあ~。
まだまだ、あの日のままののような町並みを後に、夜は市内の CIB で[クラフト ]のコンサートにゲストで出演。しみじみとこの100日を噛み締めながら、〈必ず復活することを改めて誓う❗️〉《絶対 負けんけん》《みんなで がんばるけん》《決して 忘れんけん》 真っ青な空が広がる、カンカン照りの暑い暑い真夏の1日でした。