2016年4月23日土曜日

【 琵琶湖からのエール 】 ~ みんな願い、祈ってるよ!~

【 琵琶湖からのエール 】 ~ みんな願い、祈ってるよ!~
デビュー記念コンサートが[熊本地震、被災地への応援コンサート]になりました。
当日の朝、京都新聞のご協力で、紹介の記事が出て、急遽駆けつけてくださった方も多くいました。ブラジル出身の滋賀在住の方、たまたま日本を旅していて、このコンサートを知り立ち寄ってくださったアメリカの方。遠く名古屋からも、福島県相馬での復興支援のお返しにと義援金をわざわざ届けて下さったりで、会場いっぱいのお客様に来ていただきました。4月14日からの熊本で僕が感じ、体験したことと現実。多くの支援の輪が広がっている現状。僕が24日から熊本に帰って2週間の間にできること。遠くに離れている人ほど情報が少なく、心配や不安が広がり、何かできないものかと、もどかしさを感じていらっしゃいます。せめて故郷を行き来する僕に思いを、願いを託される方もいらっしゃいました。親戚や知人がいても行けない!滋賀に来てほしくても来られない! こんなに長く避難生活が続くなんて、だれも想像もしていませんでした。僕の恩師の奥様は1人でまだ熊本市役所のロビーで避難をされています。お風呂にはずっと入れないままだそうです。熊本障害者労働センターの仲間たちもオレンジ村で踏ん張っています。外に連れ出すことのできない高齢者を介護している方は、家を離れられません。かろうじて夜だけは家のガレージの車の中で 1週間寝てらっしゃいます。もし廻れたら様子を見てきて欲しい。声だけでもかけて欲しい。とゆうような願いがありました。明日からの2週間で出来る限り現地のご迷惑にならないように伺いたいと思います。
一方で静かに見守ることも大切です。支援物資、復旧のための資材運搬、移動の車などで道路の渋滞も始まっています。気が気ではありませんが、遠くで無事を祈ることも大きな支えになると思います。それぞれの人たちが、それぞれの場所で、無理なく、息長くできることを精一杯やればそれが大きな力になると思います。今日コンサートに来ていただいた皆さんありがとうございました。様々な事情で足を運べず、義援金やお見舞い励ましのお言葉をいただいた皆さんもありがとうございました。皆さんの温かいお気持ちと善意の募金を持って熊本へ向かいます。一刻も早い終息を祈りながら…