2016年4月25日月曜日

〜 子供たちに希望の未来を託す‼ 〜 デビュー37周年の日に

【 デビュー37周年の日に避難所で歌う】〜 子供たちに希望の未来を託す‼ 〜
〈4月25日〉今日がデビューから37年目の記念日です。【島津亜矢さん】からは、お祝いの花ではなく[お見舞いのお花]が届きました。今日は友人のつてで熊本市内の避難所の1つ、【託麻北小学校】の体育館で歌を届けました。橋本校長(女性)のお話によると、今でも中に60名ほど、外の運動場に100名ほどの車内で避難されている方がいらっしゃるそうです。食事は今もおにぎり2個と飲み物が300食分。水道が止まったままで、調理もできず、この12日間で温かい食べ物、飲み物は数える位だったそうです。お風呂も入れず、2日前から運動公園に設置された自衛隊の準備されたお風呂に入るそうです。ここに来る途中も壊れた建物やブルーシートをかけた家々が所々ありました。そんな中子供たちは、屈託もなく楽しそうに遊んでいました。行儀よく、子供なりの気遣いをし、この現実を受け止めながら…。この子たちに将来の明るい希望を見ました。
フロアの写真は、熊本城の正面にある【熊本市役所】の1階ロビーです。未だに100名ほどが避難されていて、ここで寝泊まりされています。昼間は通常業務をされている中、ここにずっと12日間いらっしゃるそうです。若い子も見えましたが、大半はお年寄り、体の不自由な方、一人暮らしの方が多いように見受けられました。ここに僕の玉名高校時代の大恩師、美術教師【小山桂一先生】の奥様が1人で避難されています。4人がけの長椅子に12日間寝ていらっしゃいます。男性の方は、たまたまその反対側の椅子に寝てらっしゃるということで知り合いになった高松さんです。不謹慎だと思われるかもしれないですが、現実を伝えたくてシャッターを押しました。お許しください。災害復旧の中心の市役所が、今現在もこういう状況だと言うことに大変なショックを覚えました。まだ知らない情報がたくさんあり、大変不自由な生活を続けていらっしゃる方が6万人以上です…